ホワイトデンタルオフィス半蔵門ブログ
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こんにちは。
千代田区半蔵門・麹町の歯科医院、ホワイトデンタルオフィス半蔵門です。
今回は「予防歯科」について、少し掘り下げてお伝えしたいと思います。
歯医者は症状が出てから(痛い・腫れた・しみるetc..)、そこを治療するために仕方なく行く人が多いのではないでしょうか?
「予防歯科」では歯科の2大疾患である「むし歯」や「歯周病」に対して、病気になってから治療するのではなく、病気にならないように以下のような治療(予防処置)を行います。
①歯磨きアドバイス
歯磨きは「時間」や「回数」も大切ですが、一番重要なことは「正しい磨き方」です。
何気なく行っている普段の歯磨きを、プロ(歯科衛生士)に見てもらいましょう。
磨き残しやご自身の歯並びに合った正しい歯磨き方法をアドバイスさせていただきます。
②むし歯・歯周病のチェック
受診時にむし歯があるか、歯周病が進行していないかを精査します。
定期的に予防歯科を行っている方では、すでにむし歯、歯周病を確認していて、経過を観察している場合もあります。
「むし歯」や「歯周病」がコントロールできるのであれば経過観察を続け、進行に応じては治療介入していきます。
予防歯科においては早期発見≠早期治療となります。
③PMTC
「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、専門家による専用の機械を使用した歯のクリーニングです。
歯ブラシでは落とせない汚れや歯石を機械的に落とし、表面をツルツルに仕上げます。
汚れがつきにくく、虫歯や歯周病になりにくい環境を整えます。
④フッ素塗布
フッ化物には歯を強くするだけでなく、虫歯菌に対する酸抵抗性があります。
そのため市販の歯磨き粉の90%以上にフッ化物は含まれています。
予防歯科で塗布するフッ化物は歯磨き粉より高濃度で、定期的に塗布することでよりその効果を高めていけます。
患者さまの意識も、歯医者は「痛くなってから行くところ」から「痛くなる前に行くところ」と変化しています。
予防歯科においては必ずしも早期発見→早期治療という図式ではなく、虫歯や歯周病の重症化を防ぎコントロールをしていけるメリットもあります。
大切な歯を守るためにも予防歯科を続けましょう!