ホワイトデンタルオフィス半蔵門ブログ
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| ご相談内容 | 「歯並びが悪いのが気になる」とご相談いただきました。 |
|---|---|
| カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、上の前歯が下の前歯を過剰に覆ってしまっている「過蓋咬合（かがいこうごう）」と、前歯の中心「正中」がずれていて歯が部分的に重なって生えてきている「叢生（そうせい）」の状態でした。 また、右上には、乳歯（第2乳臼歯／E）が残っていました。 |
| 行ったご提案・治療内容 |
過蓋咬合を改善するために、まずは右上の乳歯を抜き、その後、歯の表面につけた「ブラケット」と呼ばれる装置にワイヤーを通して歯を動かしていく「マルチブラケット装置」を上下の顎に装着しました。 また、頭や首にベルトをかけ上顎を後ろに引っ張る「ヘッドギア」を併用しました。 叢生の程度から、永久歯は抜かずに歯並びを整えていき、正中を合わせること、過蓋咬合を改善することに力を入れて治療を進めました。 左右上の歯（第2小臼歯／5番）は、矯正により歯を動かしたため根っこが短くなる「歯根吸収」が起きる可能性がありましたが、幸いにもその様な状態は見られませんでした。 |
| 術後の経過・現在のご様子 |
まっすぐ歯が並んで正しい噛み合わせに改善しました。 患者様からは「歯並びが良くなってよく噛めるようになった」とご満足いただきました。 現在は定期検診にて経過を観察しており、保定装置の使用状況は良好で、噛み合わせも問題ありません。 |
| この治療のリスクについて |
•治療中、発音しにくい場合があります •治療中、舌が動かしにくいことがあります •治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります •歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります •冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります •正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります |
| 年齢・性別 | 10代女性 |
| 治療期間 | 2年5ヶ月 |
| 総額治療費の目安 | 850,000円 ＜内訳＞ 装置費用705,000円 検査及び診断費用50,000円 調整費用5,000円×29回 |
